業務系とWeb系の違いは?
IT業界は、業務系ITとWeb系ITという2つの系統に大きく分けることができます。プログラマーを目指すにあたり、それぞれの分野の違いを把握しておきましょう。業務系ITは仕事で使用される業務システムで、Web系ITは仕事だけでなくその他あらゆる分野で活用されているシステムのことです。違いについての理解がはっきりすれば、この先プログラマーとしてどの道に進めばいいかをより明確に考えることができるようになります。
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業務系ITとWeb系ITからなるIT業界
企業にも一般の生活にも欠かせないものとなっている「IT」は、「情報技術」を意味するInformation Technologyの頭文字を取ってを略したものですが、ITのことをパソコンやインターネットのことだと考えている人も多く、IT業界がどの分野を指しているのかについてはよく知られていないという実態もあります。IT業界には「業務系IT」と「Web系IT」の大きく分けて2系統があり、それぞれに特徴的な役割があります。つづきへ
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【業務系】仕事で使用するシステム
業務系のシステムとは、仕事で使うシステムすべてのことを指しています。業務システム自体は、今のようにコンピュータが当たり前にオフィスにある時代よりずっと前から使用されていました。今でも金融系などではメインフレームが現役で使用されており、小規模なシステムと住み分けているような状況です。多くの企業はパソコンで業務システムをコントロールし、企業のありとあらゆる業務を専用の業務システムと紐づけしています。つづきへ
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【Web系】ブラウザ上で使用するシステム
Web系システムは、パソコンやスマートフォンなどの端末に搭載されているブラウザ上で動かすシステムのことです。情報は端末の中ではなくWebサーバーの中に保管されており、ブラウザで検索するとその要求がサーバーに伝わり、要求に応じたデータをサーバーが送り返すということがインターネットを介して行われています。Web系システムは、環境整備など開発コストや運用の手間ががあまりかからないなど、数々のメリットがあります。つづきへ